【実体験】晩婚と高齢出産のメリット・デメリット(1)~高齢で父母になることの問題点は?
■はじめに
日本では晩婚化が進んでいて、「結婚適齢期」が上昇しつつある。
また、日本では未婚率が年々増加していて、生涯未婚率は今後さらに上昇すると予測されている。
たとえば、2020年では未婚率が男性が28.25%、女性が17.81%だった。そして2040年の予測では、男性が29.5%、女性が18.7%と、多少だが未婚率が高くなっていくという。
私自身、現在の妻と2011年に結婚して、翌年に第1子(息子)が生まれた時には55歳だった。
そして第3子(次女)が生まれた時には、なんと63歳になっていた。
通常、親が高齢で生まれた子供には、身体的・精神的面でのデメリットが伴うといわれる。
だが、その反面、メリットもあることはあまり知られていない。
私の場合、父と母も高齢になって3人の子供が生まれたため、高齢出産のメリットもデメリットも誰よりも良く知っている。
今回は、自分たちの経験も踏まえて、2回にわたってそれらを紹介することにしたい。