※このブログ記事は、2004/09/18にはてなブログで初めて投稿されたものを加筆訂正しました。
ブログを始めた
2004/09/18、その年の8月にブログを初めて、まだ2ヶ月たらずだった。
それなのに、この日に「はてなダイアリー」を開設して、これで5つ目のブログとなる。
結果的に「ブログ引越し魔」になってしまった。
それまでに作ったブログはというと…excite→goo→livedoor→excite→はてなダイアリー…ということになる。
ちなみに、「はてなダイアリー」は、はてなが会社創設直後に始めた「日記サービス」だった。
その名称の通り、完全にブログサービス化してはいなかった。
遅いブロガーデビュー
私は以前からものを書くことが一生の仕事と思っていて、Webサイトは1996年から作り続けている。
そういう人間として、あまりにも遅すぎるブログへの参入だったが、それまで「たかが日記」と高をくくっていた。
そうしているうちに、ブログは新しい表現形態としてすっかり定着したようだ。
どうせやるならば、やっぱり価値ある情報発信の場としなければ嘘だ。
その後に「メディア」の意識をもって書くことにした。
だが、はてなにたどり着くまでのブログサービスは、あれこれと不満があった。
というわけで、またまたブログ引越しとなった。
「はてな」を選んだわけ
当時の古いデータだが、主なBlogサービスサイトの利用者数は以下の通り
(カッコ内は2003年12月時点の利用者数と月間成長率)。
はてなダイアリー:202万人(157万8000人、128%増)
ココログ:59万4000人(18万5000人、321%増)
マイプロフィール:30万3000人(24万4000人、124%増)
ブログピープル:28万4000人(なし)
ライブドアブログ:20万6000人(なし)
ちなみに、それまで使っていたExciteは、まだできたばかりということもあって、5万人ぐらい。
Exciteの最大の欠点は、当時は必須だった記事へのトラックバック機能が、Exciteメンバーでしかできないということだ。
自分自身が直接に困ることはないのだが、これでは自分の投稿へExcite以外のブログの人たちからトラックバックしてもらえない。
「長いものに巻かれろ」
いつもは「長いものには巻かれろ」という言葉が大嫌いな人間だが、コンピューターやインターネットの世界では、巻かれた方が良いことの方が多い。
OSでもソフトウエアでも、「独自路線」を歩んでいるうちに、世の中から取り残されてしまう。
ブログの場合、利用者数が多いサービスの方が、それだけ多くの人たちに読んでもらえる可能性が高いということもある。
また、多くの人たちが使っているということは、それだけ機能が豊富だとか「得な」部分が多いということだろう。
そういうわけで、この記事を初めて書いた2004/09/18の翌日に、exciteからブログの引越しを始めることにした。
当時はまだ「はてなダイアリー」だったが、その後2014/02/22に、はてなの正式なブログサービスである「はてなブログ」の有料版に引っ越しした。
そして、2020年8月まで約16年間、はてな(ダイアリー→ブログ)を利用し続けた。
Bloggerへ乗り換え
そして2020年8月に、Google社の無料ブログサービス『Blogger』に乗り換えた。
理由はいくつかあるが、はてなブログは、プロブロガーとして使い続けるには問題があることがわかってきた。
Bloggerに乗り換えた後のことは、いずれ別の機会に書くことにしたい。